大学を編入することには様々なメリットがあります。
大学入試の時点では,興味のある学問が本当にどのようなものかは分かっていないので,その学問の実際が自分のイメージとは異なっているということが良くあります。そのような状況で,なんとか自分の興味にあうことを探そうとするのも大事なことですが,どうしてもその学問になじめないようだったら,編入して自分が学びたいことを学んだ方が良いでしょう。
十分に準備を行えば,編入学試験では一般入試よりも上位ランクの大学に入学できます。というのも,
- 受験者の多くは一般入試ほどしっかりと受験対策を行っていない。
- 優秀な人はすでに志望大学に入学しているため,一般入試のときほどライバルのレベルが高くない。
- 専門科目の試験は大学入学後に勉強したことが問われるので,これまでの勉強量の差が出にくい。
- 一般入試よりも試験問題の難易度が低い。
- 試験科目数が少ないので,集中して勉強を行えば学力はかなりあがる。
からです。
実際,日本編入学院からも,北海道大学,東北大学,京都大学,大阪大学,筑波大学,広島大学,などの旧帝大やそれに準ずる国立大学,早稲田大学,慶応大学,明治大学,立教大学,法政大学などの有名私立大学への合格者が出ています。
一般入試に落ちて浪人をすると,たとえ志望校に1年で受かったとしても,トータルで5年かかります(予備校1年+大学4年)。しかし,編入試験の場合は(単位の認定状況によりますが),4年で卒業することが可能です。また,浪人した場合ほど,受験に失敗した時のリスクはありません。
もし高3の時点で学力はかなり低いけれども,どうしても上位ランクの大学に入学したい場合,一般入試で上位ランクの大学を目指すよりも,一般入試でまず中程度の大学に入学し,編入で志望校を目指す方が効率的です。一般入試は中学時代,高校時代からの積み重ねが大きく問われるため,学力がかなり低い人が1年の浪人で上位ランクの大学に入学することはかなり困難です。しかし,編入学試験の場合,科目数が少なく,専門科目は大学から新しく学ぶ内容のため,一般入試で上位校に入学できなかった人でも,編入で上位校に入学することは十分に可能です。
一般入試のために浪人するよりも,大学編入予備校に通う方がお金はかかりません
上位ランクの大学入学することで様々なメリットが生まれます。
- 上位ランクの大学ほど,学習環境,研究環境に恵まれている。
- 上位ランクの大学ほど,一般的に就職実績が良い。
もちろん「一般的に」そうであるということだけなので,受験前にしっかりしたリサーチが必要です。
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